2ntブログ
2010
07.31
Sat
 絵や DTM に全く関係の無い話。先日かなーり久しぶりに東北産の米をネット通販で買った。あらためてその美味さに感動。なぜ東北の米はこんなに美味いのか。

 今まで地元の農家の方を応援する気持ちもこめて、近所のスーパーで地元産の地元品種の米を選んで買って食べていた。そんなとき、ネット上でふと米専門の通販を見つけた。かなり前に一度だけ WebMoney が余っていたのでネットで米を買ったことがあったけど、それ以降は "ネットで米を買う" という発想が頭から消えていた。なので、ハっとして色々検索するとかなり多くの店があった。コシヒカリとかも近所のスーパーで買うよりかなり安い。地元の農家の方には悪いがポチっと注文。
 今回注文したのは秋田県産の "あきたこまち" 。地元の米は品種を書くとたぶん県名もバレるが、地元の品種は "夢つくし" だ。前もって注意したいのは、後述するけど、夢つくしが不味いと言いたい訳じゃないこと。あくまで地元で "売ってる" 米が不味いということ。

 見た目や味、食感の差は歴然。もちろん同じ 21 年産で、同じ炊飯ジャーで同じように炊いている
 まず炊き上がりの見た目の時点で全然違う。地元で売ってる米は一粒一粒の表面が崩れて形が崩れてしまう。崩れているせいか粒も小さくみえる。食べてみると歯ごたえはないし、崩れた破片でお互いがくっ付いているので食感はさらに悪い。
 対して、あきたこまちは一粒一粒がちゃんと視認できるくらい粒ぞろいで崩れていない。食べてみてもいわゆる "もちもち" という表現がきちんと当てはまる食感が得られる。なんと言うか、 "米の味" というのを久しぶりに味わった気がした。「うぉぉぉこれが日本の米かぁぁぁ!」と叫びたくなる。

 タイトルに "売ってる" と入れたのには訳がある。それは、地元産の夢つくしが売り切れのときは他県産の別品種を買うこともあって、それも不味いからだ。だから夢つくしが不味いということを言いたい訳じゃ決してない。
 丁度今回ネットで注文する段階で切れかかっていて、現状 1kg くらい残っている米がまだ台所にある。その産地と品種を見ると新潟県産のコシヒカリだった。確か 5kg 2,200 円くらいだった気がする。しかしこの "地元で売っていた新潟県産のコシヒカリ" も不味い。前述のような粒が潰れた炊き上がりになる。なぜこんなに地元で "売ってる" 米は不味いのか?そして東北方面からネット通販で買った米は美味いのか。謎深まるばかり。

 東北と括るのは、前述の通り、以前に WebMoney で一度だけネット通販で買った店も東北の店だったからだ。記憶では福島県あたりの店で品種はコシヒカリだった気がする。そのときはネット通販の価格でも近所のスーパーより高めの価格だったコシヒカリ ( 5kg あたり 3,500 円くらい ) を買っていたので、だから当然美味いんだろうと思っていた。しかし今回買ったあきたこまち ( 5kg あたり約 1600 円 ) は近所のスーパーで買う夢つくしやコシヒカリ ( 5kg あたり約 2000 円 ) よりも安かった。それなにの断然今回買ったあきたこまちの方が美味い。だから最初にネット通販で買ったコシヒカリも、単に値段の分で美味しかった訳でないんだと、今となっては疑わない。

 なぜなんだろう。新潟県産のコシヒカリならきっと秋田県産のあきたこまちや福島県産のコシヒカリと同等かそれ以上に美味いはずなのに。なのに地元で "売ってる" と不味い。同じ品種でも産地の店で買って送ってもらったのは美味い。
 地元で売ってる方は精米とかの過程で何かやらかしてるのだろうか?地元と産地の精米方法が違う?精米なんて同じような機械でやるんだろうし、そんなに違わないと思うが・・・。それとも保存とか大量輸送の方法とかに問題でもあるのかな?でもそれなら夢つくしが説明つかない。うーん、知合いとかに米農家の人がいないので、流通前の米を入手して比べたりはできない。

 あまり書きたくはないけど、これだけ味や食感が違うともしかして産地偽装 = 中国産か?!と疑いたくなる。そのくらい違う。そういえば三笠フーズってどうなったんだろう。
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