2ntブログ
2010
07.26
Mon

 前にエル描いた後にルー・ルカも続けて描こうと思っていたけど、響の方が描きたくなったので結局響を描いた。今度こそルーをと思ってラフまで描いたけど、ルーの地上編の髪型 ( サイドアップテール ) を描いていたらエルになってしまった。ルーも好きだけど、うん、やっぱり俺はエル派なんだなぁ。

 今回の行程はソフトこそ線画 SAI 、塗り Painter と変わってないけど、描き方は結構変えた。
 まず線画。ペン入れをしないでラフに塗っていく方法に変更した。前にも別のとこで見てこの描き方いいなぁと思ってたけど、 Drawer でいい感じの塗りの人の再生したらやっぱりその描き方だったので初めてやってみた。ラフ状態で塗っていきながら線も整えていく感じ。山下氏のイラスト見てても、一筆で描くであろう部分の線も結構デコボコしてたりするので、たぶんこの描き方なのかなぁと思っているんだけどどうだろ。氏は線画がアナログだからかな。

 前のエルは変なアニメ塗りだったので、今回は真面目に塗った。もちろん理想である山下氏の作風を真似て。今まで描いてきた中では比較的近いイメージに塗れた気はするけど、山下氏のイラストと並べて比べるとやっぱりかなり違う。あのコントラスト高めの塗りなのにギスギスしない、劇画調ではないけどアニメ塗りじゃない、厚塗りっぽくもない塗りは一体どうやるんだぁぁぁ!もちろん氏はプロ、全く同じに塗れるようにとまではいかなくとも、他の人から「あぁそれっぽいね」という言われるくらいは近づけるといいな。とりあえずどんなブラシ使ってるかだけでも知りたい・・・。
 あと前から悩んでることだけど、自分の塗りはどうしても最初コントラスト、彩度の両方が低くなってしまう。この絵もその状態から Photoshop のレベル補正でコントラストを強くして仕上げている。これをやらないとなんか色が全体的に薄い感じの絵になる。なぜそうなるのかが全く分からない。
 ググるとあるところで数日前に同じ悩みでトピックを立てている人がいた。ログを読むと原因も結論も分からないまま終わっていた。もちろん山下氏や他の鮮やかな塗りをする絵師さんも最後にレベル補正などの微調整をやっている可能性はある。でも自分の場合 "微" 調整じゃないくらい補正しないと鮮やかさが出ない。

 今までなぜやらなかったのかと思ったけど、今回塗ってる途中で山下氏のイラストの色のベース、シャドウ、ハイライトの相対的な位置が、カラーウィンドウの三角形のどのへんにあるのかを調べたてみた。
 まず肌の色は上の辺に集中している。彩度が高いと感じる服などはほぼ真中付近に集中していた。今まで自分は、そうした方が彩度が高いと感じるため、どの部位の色も上の辺に近いとこから彩色していた。で、これをやったのが肌を塗って髪を塗ってる途中だったので、髪の途中と服は中央付近から彩色することを意識して色を選んでみた。そしたら幾分鮮やかになった気がしないでもない・・・けどどうなんだろう。美術関係の学校とか行ったらそういうの習うのかなぁ。
 彩色方法について詳しいサイトはないかと探してみたけど、検索したキーワードじゃ写真撮影系の How To サイトばかり引っかかってイラストを描くときの彩色方法について解説しているようなサイトは見つからなかった。残念。
 ともかく、塗り方の研究は進めつつ、ラフ状態から塗ってく方法をもうすこし練習してみよう。あと、背景や何か ( 動物や乗り物など ) と絡んだ絵も描けるようになりたい。道は長いや。
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