2ntブログ
2009
07.20
Mon

 SAI を買ったので早速 SAI の線画機能をマスターすべく SAI で線画を描いてみた。でも SAI の水彩筆に馴染めなかったので塗りは Painter 。線画は、 SAI のお陰で今まで「この人みたいな線が描きたいなぁ」と思っていた線っぽいのが描けるようになった。こうしなやかなカーブで強弱のついた線。
 最初は久しぶりにエロを描こうと思ったけど、ポーズ的に難易度が高かったので諦めた。そしてなんの変哲もないポーズで、なんとなく美希を。前回の反省を生かして、筋肉質にならないよう注意して描いた。足がちょっとデカイかな・・・あと華奢というよりガリっぽく見えるなぁ、うーん。こうなんていうか、痩せてるんだけど色気もあるような体のラインが描けるようになりたい。
 ただ今回なんか塗るのがイマイチ楽しくなくて、アニメ塗りっぽく適当に塗って終わらせた。なんでだろう。線画はまぁ楽しかったんだけど。ていうか顔がビミョウに気持ち悪いんだよなぁ自分の絵。自分でもそう思ってるんだから、ほかの人が見たらもっと気持ち悪いんだろうなぁ。なので Pixiv にうpするのはちょっと控えて可愛い顔を描けるようになってからリベンジしようかな。
 で、 SAI の線画だけど、これは確かに非常に描きやすい。そして前回書いた内容は SAI をロクに使ってない状態、ちょっと触った程度だったのでやや間違いがあった。線の補正機能は SAI にもかなりついていた。 SAI "にも" というか、たぶん後出の Illust Studio が SAI の機能を真似た、拡張したという方が正しいと思う。 SAI にも線を書いた後で、筆圧、線の長さや曲がり具合、全体の太さなんかを細かく補正する機能があった。ファーストインプレでは [ペン入れレイヤー] の存在を知らなかった、かつ SAI について調べる前だったから分からなかった。
 線画を描きながら機能を知っていくにつれて、「ちょ、これチートじゃないか!」とニヤニヤしてしまった。そのくらい後から線を弄り放題だ。強弱の無いフニャフニャの線を引いても、後から緩やかなカーブにして強弱を付けられるのは、素で綺麗な線が描けない自分には非常に助かる機能だ。
 それら以外にも持っている他のソフトにない線画に関する便利な機能はある。 F キーで [下のレイヤーに転写] 機能とか、 D キーで [カレントレイヤーの内容を消去] とかは頻繁に使った。 [Delete] 、 [End] 、 [Insert] キーで角度グリグリ動かせるのもいい。ただ角度調整は Painter の方がやり易いかな。無段階だし。
 それ以外で特記すべき良かった点は、別ビューで反転表示できること。例えば、作業用ビューは正常にしておいて、反転確認用のビューをずっと出しっ放しにしたりできる。これはかなり GOOD 。今のところ不満な点はレイヤーのロックができないことかな?色々やってみたけどこの機能だけはないようだ。透明度の保護はある。
 ともかく、 SAI は買って良かった。線画だけの機能でも価格以上の価値があるような気がする。
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