2ntブログ
2009
07.02
Thu

 前回、そんな複雑なポーズでもないのに上手く描けなかったので、ちょっと普通っぽい立ち絵を描いてみようと思った。あと顔に統一感がないので、同じキャラを描く練習も兼ねて、直近のオリジナルキャラである Fruity Formula Controller ちゃんを。コスチュームがレースクイーンっぽかったので、傘を持たせてそれっぽく立たせる。タレ目でピンクの髪ということもあってか、ロザバンのモカみたいなキャラになってしまった。
 うーん、やっぱり手が描けない。あとは服のシワも同様。これはどう練習したら上手く描けるようになるのか。ガンガン描くしかないのかな。それ以外だと、塗ってしまって改めて見直すと、ちょっと頭が大きいかな。ラフの時点では 8 頭身だったのを、色々弄って 7 頭身にもっていった影響か。なぜ 7 頭身かというと、ものの本によると、アニメや漫画のようなキャラの場合、手足を細くして 7 頭身にするのが可愛く見せる方法の一つらしいので。

 今回は完全にフルデジタル。線画の描き方が未だに定まらず試行錯誤しているけど、今回はシルエット法を選択。やはりこの方法が今のところ描きやすい気がする。線画の仕上げは、今回の絵は髪とブーツの一部がペンツール、それ以外をフリーハンド ( Painter の鉛筆 ) で描いた。作業時間や仕上がりを見ると、フリーハンドよりはペンツールの方が自分には良さそう。ただペンツールだと自然な強弱がつかないので、機械的な線になってしまうのが×。
 今回の一番の収穫は Painter のブラシの設定方法がもう少し分かったこと。大きかったのは [乾燥] プロパティーの存在を知ったこと。今までこのプロパティーの意味を知らず、基本的にブラシの編集方法は分からないので下手に触らないでおこうとしていた。で、運悪く今まで使ってたすべてのブラシでは殆どが [乾燥] が鬼のように早く設定されていた。
 これが早いとどういう風になるかというと、塗ったそばから乾いていくため塗料が伸びないのだ。例えば線を引いてみると、 1 cm くらいで塗料がなくなってそれ以上伸びない。描いた後をブラシでこすっても 1cm づつくらいしか伸びない。これが、 [乾燥] を遅く ( 高い値に ) すると、ブラシを当て直さなくても何 cm も線が引けるし、塗った後をブラシでこすったらガンガン伸ばすことができるようになる。いつも参考にしているイラストレーターさんの HOW TO でよく "塗り伸ばす" という表現があったけど、「ぜんぜん伸びねーよ!」といつもストレスがたまっていた。こういうことだったのか・・・。
 あとはエアブラシを思い切って使うことにしたこと。前述のイラストレーターさんのコラムで、 "エアブラシで描くと機械的な塗りになって面白くない" という内容があって、そりゃもっともだということでエアブラシは極力使わないようにしていた。でも色んな動画サイトの "描いてみた" 系動画を見ると、エアブラシばっかじゃねーか!しかも仕上がり綺麗。ってことで、何も考えず使うようにした。これは手早くかけて良いではないか!
 今のところまだ絵を描く意欲があるので、またすぐ何か描きたい。
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